双葉ブログ
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劇の総練習!
春が近くに…
ちょっと一息…
幼稚園の先生の仕事を知ろう!
「バスコースって、どうやって決めているの?」
新入園児や進級児の希望を聞き、その年ごとにルートを決めています。まずは須坂市の広域地図に利用者を落とし込み、だいたいどの地域を何バスで回ろうかを決めます。そうしたら一度自家用車でルートを回って暫定の時間を決めた後、実際にバスを運転して試走します。毎年利用者が違い、かつそれぞれのバスには利用定員が決まっているため、思いのほか大変な作業(>_<) 最も重視することは「安全」。なるべく利用者の皆様の希望に沿って自宅前を回れるようにルートを組みますが、何より安心安全が最優先ですのでご協力をお願いします。ちなみに、≪マイクロバスの定員は大人3名・子ども39名≫≪ハイエースの定員は大人2名・子ども12名≫です。
今後の行事の打ち合わせや子どもたちの様子、教員の資質向上のための研修計画などを話し合います。主にクラス担任と園長・主任が集まって金曜日に行いますが、遅くなる時は19:00を過ぎてしまうことも…。ましてや、今年度はコロナ禍で話し合わなくてはならないことが数多くあります。とはいえ、これは不要不急にはあたらず絶対に必要なこと。欠かすことのできない大切な時間です。
学年の先生同士で話し合い、週案の詳細を詰めます。例えば「制作」ひとつを見てみても、「ここはのりを使うのか?」「子どもにとって難しすぎないか?」「壊れてしまわないか?」など、幼児ならではの考慮しなければならないことはたくさんあります。もちろん、その根底にあるのは『今の子どもたちの興味はどこにあるのか?』。大切なポイントは、今の子どもたちの姿をどう捉えることができるか、です。
当番の担当である≪バス添乗≫や≪預かり保育担当≫などの各先生たちのシフトにより仕事内容は変わってきます。何もない先生は個人のピアノ練習、明日の教材の準備、掃除、保育の振り返りの記録、お帳面整理などをします。一昔前はみんなで集まって1日の振り返りをワイワイする時間もあったのですが、現在はコロナ禍でみんなで集まってお茶を飲むのを控えています。実はこうして気張らずにワイワイコミュニケーションをとるってことは、社会全体で必要な気がしますが、今は難しいですね(-_-) 1日も早くコロナが収まってくれることを願っています。
節分 ~鬼は外!福は内!~
今日は朝からソワソワの豆まきの日。きっと何日も前から、ひょっとすると何か月も前から!?「幼稚園行きたくないな~」「鬼、嫌だな~」なんて思っている子も多かったのでは・・・。
子どもたちは自分の心の中の鬼を退治しようと、手作りのマスを作ったり、新聞紙豆(去年から撒く豆も手作りしています)を沢山作って準備を進めてきました。「鬼退治、頑張るぞー!」「鬼なんか怖くないよ!!」と意気込む子も出てきて、逞しさすら感じました。
さぁ、いざ、その時が近づいてくると、妙な緊張感・・・。みんなでホールに集まり、先生のスケッチブックシアターで“節分”や“立春”のいわれを聞いたり(鬼が心配で頭に入ってこない状況の子もいたかな??)、各学年のマスを見合って過ごしていると・・・・来ました、来ました、3匹の鬼!! ふたばっ子の鬼退治の始まりです!!!
慌てふためく子、ひたすら逃げる子、先生にしがみつく子、泣き叫ぶ子、トイレに隠れる子(鍵までかけて・・・最後までばれない子もいました(笑) )で溢れかえり、それでもなお、鬼は容赦せずに追いかけてきます( ノД`) でも中には、いました!いました!勇敢に立ち向かい、投げては拾い、投げては拾い・・を繰り返し、立ち向かう子が!!泣きながらも一生懸命退治する子の姿も見られました。おかげで鬼は、豆まきの歌のように“こっそり”逃げていきましたよ。
鬼が去った後もしばらく、騒ぎは収まらず余韻が漂う中でしたが、今年は福の神が登場。『春の幸せを運びにきました!』『幸せをどうぞ~』と、一人ひとりにお花の魔法をかけにきてくれました。これでホッと一安心です(*^^)v
お昼の給食には豆まきメニューがでました。年長さんは自分で恵方巻にも挑戦しましたよ!今年の恵方は南南東だとか・・。お友達と同じ方角を向いて、無言で食べる光景も広がっていました。
これで、幼稚園での豆まきは無事に終了です。幸せで穏やかな春が来ることを願ってやみませんね。そして、心の鬼退治を立派にできた子どもたちに、沢山の福が訪れますように・・・☆
幼稚園で怖い思いをさせてしまったお子さんも沢山いるかと思います。園の方でしっかりアフターケアも行いましたが、もしお家に帰ってまた変わった様子がありましたらお知らせください。よろしくお願い致します。