正解と正確のない保育
2025-01-10
今日は日頃感じていることをブログにしたいと思います。
タイトルに「正解と正確のない保育」と書かせて頂きました。
まず保育には「正解」がないと感じています。同じ顔をした人が1人としていないのと同じように、子どもたちも、それに対する先生たちも同じ人はいません。そのため、前例やそれまでの経験が役に立たず時に対応に悩むこともあります。後で振り返った時に「あの時の対応は、果たしてこれで良かったのかな?」と悩むこともありますが、それはそれで大事なことだと感じています。私も含め、「先生」と呼ばれる方々に完璧を求めすぎる風潮に問題がある気がしてるのですが…(余談ですが、このことについて、1月8日(水)の信濃毎日新聞に私が投書をさせて頂いた建設票が載っています。乱筆乱文ではありますが、宜しければお読みください。)
続いて、保育には「正確」もないと思っています。例えば桃太郎の劇をイメージしてみてください。桃太郎の劇を演じるには、主人公である桃太郎はもちろん、サル・キジなどの家来や鬼役、おじいちゃんおばあちゃん役も必要です。桃太郎の出番やセリフが多くなってしまうのは当然のことですし、とはいえ全員が桃太郎を演じるわけにはいきません。脇役があってこその主役であり、全員が桃太郎では昔話として成り立ちません。もし桃太郎の劇に配役全員の出番やセリフの数の均一さを求めるのであれば、それは生成AIでない限り不可能でしょう。(もっとも、生成AIなら可能になる時代がもうそこまでやってきているのですが…。)
むしろ、桃太郎の劇で脇役の大切さを伝えていくのが保育であり、集団の意義だと感じています。私たちは失敗から学ぶことの方が多いものです。桃太郎の劇でも脇役から学ぶことの大切さを伝えていかなければなりませんね。
「正解と正確な保育」は生成AIでもない限り不可能です。「正解と正確のない保育」にこそ保育の本質があり、だからこそ奥深くて楽しい仕事なのでしょう。
タイトルに「正解と正確のない保育」と書かせて頂きました。
まず保育には「正解」がないと感じています。同じ顔をした人が1人としていないのと同じように、子どもたちも、それに対する先生たちも同じ人はいません。そのため、前例やそれまでの経験が役に立たず時に対応に悩むこともあります。後で振り返った時に「あの時の対応は、果たしてこれで良かったのかな?」と悩むこともありますが、それはそれで大事なことだと感じています。私も含め、「先生」と呼ばれる方々に完璧を求めすぎる風潮に問題がある気がしてるのですが…(余談ですが、このことについて、1月8日(水)の信濃毎日新聞に私が投書をさせて頂いた建設票が載っています。乱筆乱文ではありますが、宜しければお読みください。)
続いて、保育には「正確」もないと思っています。例えば桃太郎の劇をイメージしてみてください。桃太郎の劇を演じるには、主人公である桃太郎はもちろん、サル・キジなどの家来や鬼役、おじいちゃんおばあちゃん役も必要です。桃太郎の出番やセリフが多くなってしまうのは当然のことですし、とはいえ全員が桃太郎を演じるわけにはいきません。脇役があってこその主役であり、全員が桃太郎では昔話として成り立ちません。もし桃太郎の劇に配役全員の出番やセリフの数の均一さを求めるのであれば、それは生成AIでない限り不可能でしょう。(もっとも、生成AIなら可能になる時代がもうそこまでやってきているのですが…。)
むしろ、桃太郎の劇で脇役の大切さを伝えていくのが保育であり、集団の意義だと感じています。私たちは失敗から学ぶことの方が多いものです。桃太郎の劇でも脇役から学ぶことの大切さを伝えていかなければなりませんね。
「正解と正確な保育」は生成AIでもない限り不可能です。「正解と正確のない保育」にこそ保育の本質があり、だからこそ奥深くて楽しい仕事なのでしょう。
とまあ、ここまでは御託を並べてきましたが、ここからは子どもたちの様子です。
日本各地で大雪の被害が得ていますが、ここ須坂市ではそれほど雪は積もっていません。もう少し雪がたくさん降れば雪遊びができるのですが、このくらいの園庭の状態が非常に中途半端…。ということで、今朝の自由遊びは園舎内で行いました。
各保育室に様々なコーナーを用意しています。「音楽会の余韻を楽しんでもらおう」というねらいのもと、2つの保育室に楽器を用意したのですが、どうやら子どもたちの興味は薄いようでして…。なかなか楽器遊びコーナーには子どもたちは寄り付いていませんでした。なかなか保育者の意図したとおりに子どもたちは動いてくれないものですね。子どもたちに「ママ、○○買って!」と言われて買ったはいいものの、すぐに興味が他に移ってしまうあの感覚に近いのでしょうか(笑)
日本各地で大雪の被害が得ていますが、ここ須坂市ではそれほど雪は積もっていません。もう少し雪がたくさん降れば雪遊びができるのですが、このくらいの園庭の状態が非常に中途半端…。ということで、今朝の自由遊びは園舎内で行いました。
各保育室に様々なコーナーを用意しています。「音楽会の余韻を楽しんでもらおう」というねらいのもと、2つの保育室に楽器を用意したのですが、どうやら子どもたちの興味は薄いようでして…。なかなか楽器遊びコーナーには子どもたちは寄り付いていませんでした。なかなか保育者の意図したとおりに子どもたちは動いてくれないものですね。子どもたちに「ママ、○○買って!」と言われて買ったはいいものの、すぐに興味が他に移ってしまうあの感覚に近いのでしょうか(笑)
新学期が始まり少し落ち着いてきたと思ったら、明日からはまた3連休ですね。各町でどんど焼き等もあるでしょうから、家庭で冬を楽しみましょう!