研修の在り方
2024-11-22
昨年の5月に新型コロナウイルスが5類相当に移行してから1年半が経過しました。今年度は多くの研修がコロナ禍以前の形に戻ってきています。
そこで議論になるのが、研修はオンラインが望ましいのか・対面が望ましいのか、という点です。ここでそれぞれのメリットを考えてみましょう。
そこで議論になるのが、研修はオンラインが望ましいのか・対面が望ましいのか、という点です。ここでそれぞれのメリットを考えてみましょう。
【オンラインのメリット】
・研修計画の立案がしやすい(従来の研修は、講師の選定→日程の確定→会場の選定となるため、希望通りの会場の確保が困難)
・遠方からも参加しやすい。長野県は南北に広いため、全県の研修となると、例えば北信で開催する場合には南信の参加者の移動が大変。その逆もしかり。
・体調不良であっても参加しやすい。つまり当日欠席が少ない
・講師の先生も移動の時間短縮が可能
・費用が安価。会場費や講師の交通費等がかからない
・研修計画の立案がしやすい(従来の研修は、講師の選定→日程の確定→会場の選定となるため、希望通りの会場の確保が困難)
・遠方からも参加しやすい。長野県は南北に広いため、全県の研修となると、例えば北信で開催する場合には南信の参加者の移動が大変。その逆もしかり。
・体調不良であっても参加しやすい。つまり当日欠席が少ない
・講師の先生も移動の時間短縮が可能
・費用が安価。会場費や講師の交通費等がかからない
【対面でのメリット】
・会場の雰囲気を感じつつ、他者と保育を語り合うなど対面研修ならではの学びがある
こうしてみてみると、一見断然オンラインの方が良い、と言えそうに見えますが、必ずしもそうではありません。研修にとって何より大切なのは手段よりも「何を学ぶのか」「何を学びたいのか」という本質です。
近年、私立幼稚園が認定こども園へ移行したり、従前の私立幼稚園であっても働く保護者のために預かり保育を開設したりと、子どもたちが園で過ごす時間が長くなる傾向が顕著です。そこで問題になってくるものの一つに、いわゆる「ノーコンタクトタイム」と呼ばれる子どもたちと接することのない時間の確保という課題があります。たとえばクラスだよりを作成したり、保育記録や保育計画の立案は個人でもできる仕事ですが、全職員が一堂に集まって保育を語る時間の確保が非常に困難です。対面研修での学びはまさにここにあります。
皆で一つの事例に基づき意見を出し合い、他者の保育観を認めあう対面研修は、保育者の資質向上には欠かせません。保育にはPDCAサイクルというものがあり、保育の振り返りがとても大切です。何でもオンラインやWEB上で済ませればいいや、というのは違うと私は思っています。
ちなみに、今日の夕方は月1度のフリートークデーです。夕方に先生が集まって、クレープを作りながらワイワイやっています。保育観を語るというと難しく捉えがちですが、雑談をしながらお互いを知るというのが前提になければなりません。保育には正解がないので、意外とワイワイ語る雑談の中に日ごろの保育の悩みの解決のヒントが隠れているものです。保育は人と人とが対面で向き合って初めて成り立つ職業です。だからこそ奥が深くて、面白いのですが。
・会場の雰囲気を感じつつ、他者と保育を語り合うなど対面研修ならではの学びがある
こうしてみてみると、一見断然オンラインの方が良い、と言えそうに見えますが、必ずしもそうではありません。研修にとって何より大切なのは手段よりも「何を学ぶのか」「何を学びたいのか」という本質です。
近年、私立幼稚園が認定こども園へ移行したり、従前の私立幼稚園であっても働く保護者のために預かり保育を開設したりと、子どもたちが園で過ごす時間が長くなる傾向が顕著です。そこで問題になってくるものの一つに、いわゆる「ノーコンタクトタイム」と呼ばれる子どもたちと接することのない時間の確保という課題があります。たとえばクラスだよりを作成したり、保育記録や保育計画の立案は個人でもできる仕事ですが、全職員が一堂に集まって保育を語る時間の確保が非常に困難です。対面研修での学びはまさにここにあります。
皆で一つの事例に基づき意見を出し合い、他者の保育観を認めあう対面研修は、保育者の資質向上には欠かせません。保育にはPDCAサイクルというものがあり、保育の振り返りがとても大切です。何でもオンラインやWEB上で済ませればいいや、というのは違うと私は思っています。
ちなみに、今日の夕方は月1度のフリートークデーです。夕方に先生が集まって、クレープを作りながらワイワイやっています。保育観を語るというと難しく捉えがちですが、雑談をしながらお互いを知るというのが前提になければなりません。保育には正解がないので、意外とワイワイ語る雑談の中に日ごろの保育の悩みの解決のヒントが隠れているものです。保育は人と人とが対面で向き合って初めて成り立つ職業です。だからこそ奥が深くて、面白いのですが。
幼稚園ではいまクラスごとに様々な活動が広がっています。来週は4歳児すみれ組の「ほうせきやさん」、3歳児あんず組の「どんぐりこうえん」が開催予定です。
また、音楽発表会の曲が続々と決まってきております。今日ご案内を配布しましたが、どうぞお楽しみに!
また、音楽発表会の曲が続々と決まってきております。今日ご案内を配布しましたが、どうぞお楽しみに!