朝晩はひんやりとした風が吹くようになり、日中との気温差に季節の移り変わりを感じるようになりました。子どもたちは登園のときに「きょうは長そでだよ！」「風が気持ちいいね」と、秋の訪れを元気いっぱいに話してくれています。

　お部屋では、秋の自然をテーマにした製作あそびを行いました。
　絵の具を使ってスタンプを押し、色とりどりの紅葉を表現したり、葉っぱの形の画用紙にお花紙を丸めて貼ったりして、それぞれの“秋の木”を作りました。スタンプを押すたびに「わぁ、きれい！」「みてみて、いっぱいできたよ！」と笑顔があふれ、すてきな作品が並びました。

　園庭の砂場では、落ち葉を使ったおままごとが盛り上がっています。
バケツやスコップを手に「これは落ち葉のケーキです！」「今日はレストランごっこ～♪」と想像をふくらませながら、コック帽をかぶったかわいいシェフたちが次々とごちそうを作っていました。友だちと役を分け合ったり、「これ使っていいよ」「ありがとう！」と声を掛け合ったりする姿に、心の成長も感じられます。

　秋ならではの素材やあそびを通して、子どもたちは五感をたっぷり使いながら毎日を楽しんでいます。これからも、季節の変化を感じられる活動を大切にしていきたいと思います。